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以前に描いた「師走の哲学の道」を友人の求めで、再び拡大描画しました。こういう建物の無い風景は、プロポーションを決めた後、モノクロの陰影を付けることなく、いきなり着彩を始める。しかしあくまでもデッサンの正確さを求めるのは同じ。色面構成の抽象画のような状態から、徐々に「空間」が浮かび上がってくるのが醍醐味。セザンヌの風景画の様に、個々の描写は立体感は控えめに、バルールのみで、位置の関係の描写に努める。
パステル画(55.5×40.5p)
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