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H15年8月
生涯の殆どを泥の中で過ごす夏の虫達。飛び立った瞬間、命が残り少ないのを知っているのだろうか。
人生の殆どが苦労の連続で、死ぬ前にやっと華が咲くのと、その逆とどちらが良いかふと考える事がある。
努力を重ねて一歩一歩今日より明日が良くなれば一番良いのだが、運命はそう単純では無い。明日が分からないから取り合えず努力する他無い。
只絵描きは死んでから華が咲くケースもあるが、私はそれは望まない。
(パステル画)
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