初雪の朝

初雪の朝

H15年12月

初雪の朝

 雪の降る前って、遠くで石炭が煙るような匂いがしませんか。
 漆黒の夜空を見上げ思いっきり息を吸えば、鼻の奥がキューンと痛くなって、何か生まれる前の事を思い出すような、少し寂しい気持ちになりませんか。
 ほんの些細なことに生きてるって感じることがあるけれど、次の瞬間には頭の中の喧騒にかき消されている。
  (パステル画)